intermission II

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378話と牛影の話

この週末は小説書けてないです~~💦

拍手ありがとうございます、すみません

 

 

次のジャンプが迫っていますが、牛影の話をぽつぽつ書いてみようかなと思います。

 

 

 

多くの人が、牛島さんと影山くんの生い立ちを似ているなと感じたのではないかと思うのですが、私もそう思いました。

 

2人のバレーの由緒にはバレーを教えてくれた肉親の存在と、別れがあり、

幼いときに与えられたバレーを頑張るうえでのしるべを、

胸に刻んでバレーに取り組んでいるんですよね。あとその中身も似ている気がしました。

 

たくさんの人物のエピソードを描いている中で、

偶然重なったという見方もできなくはないのかなと一度思ったのですが

「カレー」と「ハヤシライス」を鑑みるに、

これが意図的でなくて何だろうと思い直しました。

 

 

2人が何度も立ち返っただろうセリフを抜き書きします。

 

20巻176話「新鮮」より

「強いチームに入るといい」「強くなれる環境には強い奴や面白い奴が集まる」「そして強くなれば 色んな奴と戦える」「強い奴 変な奴」「新しい奴」「そいつらはきっとお前を強くしてくれる」

 

387話「最強の敵」より(小4の影山くんへ)

「強くなれば どんどん試合できるよ」「どんどんバレーできるよ」

「強くなれば絶っっっ対に」「目の前にはもっと強い誰かが現れるから」

 

なんとなく似てる気がする。

 

二人に関して違うのは

この時点で影山くんはバレーが好きであり、才能もあって、

どんどん上手くなっているがゆえに壁にぶつかったので、それに対して

「大好きなバレーを頑張り続けていい」理由を与えた助言がこれだったこと

 

一方牛島さんに対してのセリフはこう続きました。

「…いやあまあお前がバレーを続けたいと思ったらの話だけど」

「どういう形でも」「お前がバレーを好きになってくれたらうれしい」

牛島さん自身の当時の気持ちは不明ですが、

少なくともお父さんは、「牛島さんはバレーを好きかどうか分からない」と思っていたみたいですよね。自身が選手だったこともあって、別に牛島さんが望んだわけじゃなかったけど、バレーをやってほしくて触れさせた意識があるんだろうなと想像します。

 

牛島さんは、バレーを好きになる方法が強くなることで

影山くんは、バレーを好きだからこそ強くなろうとした

 

こういう違いはあるように思います。

 

白鳥沢当時の牛島さんは(これは本誌掲載時の感想の引用なんですが)、

お父さんの願った「好きだ」という感情がまだよく分かっていないから、

それに至る方法として提示されたものを愚直にすべてこなしてみようとしていたのかもしれないな、と思います。

強いところに行く、そこで強い奴、面白い奴、変なヤツと出会って戦って、自分が強くなる。

そして、”こいつに上げれば絶対に決めてくれる!”、「そう思わせてくれる」奴になる。

強いところに行かなければいけなかったから、白鳥沢を選んだし

「こいつに上げれば絶対に決めてくれる」

そう思ってトスを上げてくれるセッターを欲していたから

セッターは、少なくとも当時の影山くんではいけなかった。

 

当時は本当に、結構マジで「牛島おのれえええ」と思っていましたが笑、

影山くんがどんな進化を残していたかを知った今なら、牛島さんの言わんとしていたことも分かる気がします。

「牛島ぁこのぉ」くらいはまだちょっと思ってますけど!!笑

 

 

 

翻って、

牛島さんが特定の道を選択してきた理由に「バレーを好きになりたい」という目標があったのだとしたら、

牛島さんがバレーを好きになれたとき、

牛島さんを方向づけていた、バレーを好きになるための小さな哲学たちは

もっと自由になって、

よりたくさんの可能性の中から自分の道を選ぶことができるようになるのではないかと思います。

これは牛島さんから影山くんへの歩み寄りの可能性と言えると思うし、

影山くんのほうも、影山くん自身の返還と誕生を経ているから、牛島さんに歩み寄ることができて、

「大好きなバレーで、もっと強くなろう」という目的地で二人が合流できることになったのだと思います。

なんだかこう考えるといろいろ必然に感じるな…。

 

その目的地は、昨年11月11日に明かされたところによれば

シュヴァイデンアドラーズというVリーグのチームであり、

日本代表より少し手前の場所で落ち合ったことに、少しの作為、ないしは運命を感じたい牛影腐女子がここにおりました。とさ。

 

牛島さんが「ノッて」しまうような烏野との試合が、牛島さんに本能的な好きを教えてくれる要素になっていたとしたら、話はもっとスムーズであるな、とも期待してしまいます。

 

 

アドラーズ牛影カンブリア爆発事件のときさんざん書きましたが、

影山くんがアドラーズに進むとき

影山くんは今度こそ牛島さんのいるチームからオファーをもらい

牛島さんがそこにいることを知ったうえでアドラーズに入ったということで

それは中学生当時白鳥沢に進めなかったこととの対比だと思っていますし、

それに追加で、2人とも地元の(特に影山くんは小さいころから見つめてきた)チームに進んだという要素が増えて、さらになるほどなと思っています。

(※私はアドラーズは宮城のチームだと思っていまして、宮城じゃない派の方はスルーしていただけると幸いです)

 

387話は、影山くんを形づくった出来事たちが走馬灯のように描かれてて(走馬灯は私が見ていただけ説ありますが)

その中に「白鳥沢に落ちた」という場面もあるのだなと、ちょっとニヤっとしてしまった先週でした。

 

 

***

 

 

ジャンプ来ますね💦

続きにお返事です。ありがとうございました!

 

 

 

26日22時台の方

こんばんは!ジャンプお疲れさまでした🙇

泣かせてしまいすみません…!?うわあなんかすみません…!

すみません私がめちゃくちゃ泣きながらしたためてしまい…!

 

末っ子長男という概念を私はよくわかっていないのですが

あの年の離れたお姉さんがいて・・という設定に納得された方は多かったんじゃないかな?となんとなく思っています。私もそうでした。

八雲さん話を書いてた当時、私は思いっきり影山くんを一人っ子と思って書いてて笑、

なのでいろいろ間違ってる可能性大なのですが

もしいろいろ明らかになった今でも読めるものと思っていただけたのであれば嬉しいです🙇ありがとうございました!

 

 

ねえDASH見逃しましたよ…

 フジクジラ…