intermission II

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WJ17号(5)

日向と影山くんの話をしたいと思います…!涙は止めたぞおおおお

 

ハイキュー387話「最強の敵」5

 

★日向と影山

1話を読み返していました。

改めて言うものでもないかもしれないですが、

日向と影山くんは本当に対照的だなあと感心してしまいます。

 

主に環境要因のためですが、

日向は高校生になるまで6対6のバレーボールのまともな経験がほとんどなく、

ボールを投げてもらってスパイクを打つとか、一人で直上レシーブをするとか、ごく断片的にバレーの要素をかじってる状態だったんですよね。

小さな巨人が小柄な体で飛び回り点を重ねる姿を見て

かっこいい、あんなふうになれたら、と思ったことがバレーを始めたきっかけで

そのままイコール、スパイクを打つポジションを選んだ理由にもなってて…

影山くんがセッター論をぶちあげたときの日向の返答(「セッターよりスパイカーの方がカッコイイじゃん!」「だってセッターって難しいくせに地味っていうか」)を見ているかぎり、

「スパイクを打って点を取ることこそ、バレーの醍醐味」と思っていたように感じられます。

 

一方の影山くんは、

そもそもバレーを始めることと、ポジションを選ぶことに段階がついてて

いろんなポジションの中であえてセッターを選んだ理由は、

「1番いっぱいボール触れるとこ」だから、だったんですよね。

この発想は、バレーボールが6人でつなぐ競技であることを大前提にしているように思えるし、だからこそ、その結節点になりたいと望んだのかなと想像しています。

いや、支配者っぽくてかっこいいからっていうのも知ってるんですが!笑

でもただ王様になりたいだけなら、個人競技を選ぶ道だってあったわけで、

影山くんにとっては、どこまでも「バレーボール」でなければならなかったんだなと思わされます。

 

もちろんこれは初期条件の話で、

中学時代、日向はほんとの意味のチームメイトを欲していたことが高校に入ってから明かされるし、だからこそ影山くんとの取っ組み合いのケンカにまで至ったわけなんですが…

 

ただ日向の心情的には

「スパイクが打ちたいから、誰でもいいからトス上げてくれ!」という状態で、

ほんとの意味で、日向にとって

そのトスを「誰が」上げるのかということに意味が生まれたのは

影山くんとチームメイトになってからのことだったのではないかと思います。

と、菅原さんが「俺が上げてやるよ」と繰り返し言ってるのに、

断ってる4話(最強の味方)の日向を見ながら考えてしまう。

 

うーーーーーん

なんか影山くんの救済に目を向けがちだけど、

日向も日向で、影山くんという、日向がどうしようもなく目が逸らせないセッターとチームメイトになって、仲間として一緒に戦うフェーズが人生に必要だったんじゃなかろうか…

対照的だし、どこまでも五分な二人だな~と思います。

 

ということを踏まえ!改めて「居るぞ」に立ち戻るわけですが!笑

 

 

とてもバレーの上手い影山くんにとって

もっともっとバレーが上手くなるために全力で努力していいと思えること

どんな高みに至っても、そこで自分は孤独にならないと、

必ずどこまでも追いついてくる誰かがいると思えることは、希望だろうなと思います。

君が満足するまで、どれだけでも、バレーを愛していいんだよ!という希望…

 

その誰かはバレーが上手ければいいわけではなくて

勝って勝って勝ち続けて、少しでも長くコートに立っていたい、

という原初的な願いを共有できる相手でなければいけないんだろうな、とも…

 

バレーが上手ければいいわけじゃないけど、

バレーが上手いほうが絶対スムーズだから、

ビハインドから始めてる日向はめちゃくちゃ大変な思いをしたはずで

日向がすごく頑張ったことをめちゃくちゃすごいと思うし

そうさせるまでに日向を焚きつけた影山くんという存在がどれだけ日向にとってもバカでかかったか、改めて痛感します。

 

「居るぞ」

日向が発した一度きりの言葉を影山くんが何度も思い返してきたか、

それを支えに生きてきたか、

そのあたりは分からないですが、

ただ、今、影山くんはそのことをちゃんと知っていて、

そのことが、きっと影山くんの胸の中の常夜灯の1つになったんじゃないかな、

と思った今週でした。

 

 

***

 

 

長々すみません!

 

続きにお返事です。

まだ牛島さんにたどり着かないな…笑

どうせ牛影の話永遠にするしね…と思っているきらいがあります

 

 

 

23日17時台の方

本誌ヤバかったです…!!!!!

>バックボーンは描かれないかも~それでもいい

分かります……!!!!

日に日に透明度を増していく影山くんを前に、この体感こそが影山くんとの向き合い方の正解なんじゃないかとか、明かされなかったとて、すでに限界いっぱいまで影山くん愛しいしなとか、いろんなことを考えてしまっていて…本当に無防備にこの展開に向き合ってしまい、右往左往してしまいました。

よかったです、満を持してないの私だけじゃなかったんだなと安心してしまいました…!笑

お姉さんの存在は本当にびっくりでした!

>あんたそれどうにかしなよ

あああああ!!!美羽さんナイスすぎます…

うわついているわけでも、女子目線意識してるわけでもない影山くんが不思議とよく似合う髪形をしてたり、服のセンスが良かったりする可能性に昇天しそうです…

なんか、影山くんが日向に言ったセリフ(もじゃもじゃ)も、多少髪とかに関心があってのことだったのかなと思えてきました…。

 

1巻から読み返す旅、行ってらっしゃいませ…!私もやりたい…!!

 

メッセージくださって本当にありがとうございました!

AV話、こんな時期に大丈夫でしょうか…!笑 

めちゃくちゃ嬉しいです、ありがとうございます…!!

 

 

体育館という、バレーの在る場所ごと愛している影山くん、あると思います…

影山くんのバレーを始めた時期を、小2以外で定義するなら、

「色とにおい」と言った日なのでは…と今日の感想を書きながら思っていました。

 

このような機会に、あわせて小説読み返してくださった方、本当にありがとうございます…!!