intermission II

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WJ17号

「色とにおい」で1回決壊してしまって

もう…

もう、なんか

そのあとずっと号泣していました。

 

 

誰かが幼い影山くんをコートエンドに連れて行ってくれたのは知っていたし

それは、なんだか一人っ子のような

親にあまり構われていないような影山くんのイメージと少しだけずれていて

気にするほどでもないかと思っていたのですが

こういうことだったのかと、とても納得しました。

 

 

影山くんの身に起こった喪失が

特別悲劇的なものであったとはいえないだろうし

影山くんがそこにうずくまって動けなくなっていたかというと、

きっとそういうことでもないと思う…

 

 

でも

でもさ…

なんかもうなんなんだろう??????(まとめろ~~~)

 

この涙はなんなんだろうか…

影山くんがおじいちゃんにたくさん愛されていて嬉しいし

影山くんが悲しくて悲しいし

影山くんが悲しいと泣きつく相手がいないことも

そのつらさを影山くん自身が深く掘り進めることなく、

一人、バレーと向き合ってやり過ごしてきたことも

とても切ない。

 

 

誰の人生にも喪失はあり

影山くんがそこで大きな声を上げて助けを求めなかったことも

特別なことではないのかもしれないけど、

その日、永遠に出口を失っただろう影山くんの感情がとても見ていて胸が詰まります。

 

中学1年生のときの影山くんと3年のときの影山くんの違いについて、

特別な変化の理由はなかったのかもしれないと思っていましたが

完全に接続したなと思いました。

 

日向との出会いが、

「居るぞ」と言ってくれたことが

どれだけ重たいことだったか、

知っていたけど、知らなかったんだなあ我々は…

 

「強くなれば 絶っっっ対に目の前にはもっと強い誰かが現れるから」

 

牛島さんのお父さんが牛島さんに言った言葉を思い出しました。

そういう人が多かったんじゃないかなと思う…

強い人が強くなった理由であると同時に

一歩早く才能を花開かせていく人たちに贈る希望の言葉なのかな、と思いました。

 

日向が今、とても強くなって

アドラーズを苦しめるまでに強くなって戻ってきたことは

影山くんにとって大きな希望で、

影山くんのライバルである男は、

何よりこうしてバレーと生き

コートに少しでも長くいたいと望み

影山くんを瞳にとらえてはなさない精神性が伴ってこそだったのだと思います。

 

影山くんという人間がそういう、すべてに織り成されて今

心からバレーを愛していられること、楽しくバレーをできていること

今日に至るまでのすべての出会いと変化に感謝です…

影山くん、よかったなあ