intermission II

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WJ27号*





少しさらっと参ります。



ハイキュー351話「身軽」

ちょっと読んでて切なかったというか…ウン
心配になってしまった一話でした。今回は昼神くんフィーチャー回!


シンクロでライト攻撃→澤村さんが決めて半歩リードしました。
冷静で、ひょうひょうとした感じに見える昼神氏ですが、
いわく、「力を抜くことを覚えた」のがその理由。



中学時代の昼神くんは、「力を抜く」の対極の生活を送っていたようですね…
なんというか、遊びがない。妥協がないけど余裕もない。

日誌のとき、日向が語っていた影山くんのストイックさと似てるかなとちょっと思ったんですけど、致命的に、根本的に違うんだよな…なんだろう
1つは、才能のサイズの問題があるかもしれないし
真ん中に愛があるかという問題があるかもしれないし
それから昼神くんは、なんていうか、「バレーをやってる自分」っていうのが対象化されてる気がするんですよね…。プレーの俯瞰とかいう意味じゃなく、外から自分を眺める自分がいて、こうあらねばならない、こうであるはずだ、こうなれるはずなのに、と。
影山くんって良くも悪くもバレーと自分を切り離せなくて遠巻きにできない人な気がする。

その昼神くんに対して、「腹いっぱいなのかもな」って言える星海さんクソまじすごいな…。
この人の平衡感覚スゴイな…


影山くんオタクだから、すーぐ影山くんに当てはめて考えて
「ハラが減って飯が食いたい事に理由があんのか」とか思い出します。
餓えた獣とか、腹が減りがちな兄弟とかも思い出します。
このへんは少しずれてしまうのかもしれないけど…


好きなものを、「よし、愛しきったな、じゃあ次」となれないのと同じで
バレーに関して、愛情や情熱をおさめる器なんか影山くんには最初からなくて
だからお腹いっぱいになる影山くんの姿も、ちょっと浮かばない…ですね…。
それだけに、いつか疲れてしまう日が来たらと思うと恐ろしすぎるけど…



そんなこんながあり、「理想」も「ミスの罪悪感」もない昼神くんにはもう足枷がなく、
機械のように情報を選択し、最高に機能的なMBとして君臨できる…というところで
烏野が樹海に立ち尽くして今週終わりでした。


うーーーん、ちょっとしんどいのかもな。
壁があるように思うなあ…






メタい視点の話なのでほんとに蛇足なんですけど
「いつでもやめ(られ)ると思ったら急に視界が開けた」
「もうちょいやってみよっかなって思って何かまだやってる」
っていう昼神くんの考え方、
この発想が出てくる古舘先生が相当しんどい思いを経て今を生きてるなと思ってしまいました…いやフィクションとしてちゃんと受け止めろよって話なんですけど…。


そうやってしか乗り越えられないことってあるよね、と頷きつつ
そういう思いに至るときというのは、やはり何か、手からあふれて
こぼれてしまっているような気がします。


さてコミックス発売ですねっ
買ってきます~~~~

続きにお返事です!


==== 3日の方
こんにちは、スクエアはワートリ休載ですよね…私もツイで知りました。
前のエントリーの久々の新刊~というのは、
4日発売のワートリのコミックスの話のつもりでしたemojiemoji

退院されたということで、ひとまずほっとしてますが、心配が尽きないですね…



けっきょく影山くんの話になっていて陳謝