intermission II

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WJ30号(前半)*

はあ感想を書きます。
はあ烏養さん。うう・・


ハイキュー307話「粘り」

冒頭、ミスへの向き合い方について。
烏養さんがすげぇかっこいいことを言っています。

「例えばピンチの時 強いサーブで攻めるのかミスを避けて入れていくのか」
「(略)正解は『強いサーブを外さない』だ」


指導者がこれを言ってくれる重み…!

例えば相手のセットポイントで、マッチポイントで、
強いサーブを打ってネットに掛けてしまったとき、エンドラインを越えてしまったとき
「『入れる』サーブにすべきだった」という後悔はしなくていいぞって話ですよね。

前提として、
いわゆる「ピンチのときは入れてけ(入れとけ)サーブでいいんだよ」論みたいなのが、
世の中には根強くあって、それは「サーブで攻めなければ勝てない」ところまで進化した現代バレーに追いついていない理屈だと思うんですけど、
ただ、そういう発想が存在すること自体が、サーバーを苦しめている気がします。

ただでさえプレッシャーのかかるサーブの場面。
イメージしたとおりに、最善のサーブを打てるよう身体をあやつるだけで大変なのに、
そこに「どっちのサーブを打つ?」という2択問題が乗っかってしまったら、
そりゃあ負担が大きすぎます。
今回の烏養さんの台詞は、烏野メンバーから二択を奪い、
「強いサーブを打つこと」だけに集中させてくれました。
このチームでは、「入れとけばよかったのに」と責められることはない。そういう自省も求められていない。これはデカいです。烏養さんが鬼かっこいいです。高校生チームの指導者としてほんとうにすごい。


ひるがえって、さっきのお見合いはミスでした、という話に。
「みんなで攻撃にかかったのが悪かった」は入れてけサーブの発想で、
そうではなく、「みんなで攻撃にかかりつつも、抱き合わせで生じるリスクに対してはよりシビアにケアしよう」という方向でミスに向き合うことで着地。

烏養さん「最終的な目的はいつも一緒だ(略)殴り合いを制す事」

 

それ自体に迷うなよ!ということで、セット間の確認は終了でした。

「コンセプトは変わらず」とアオリがついてて、
やっぱ、コンセプトがないと戦えないよなと思わされました。



戻って、4-6で烏野2点リードの場面。
東峰さんの2度目のサーブに関して
東峰さんはもちろん、入れてけばよかったなんて考えておらず
サーブトスの質について反芻しています。
ミスしてもいいってことじゃないですから、ここはきちんと考える。うむ。

音駒は黒尾さんサーブ。ピンチとチャンスが交互に巡りますね…
西谷さんが指示出しできてるのいいですね!!そのとおり旭さんが拾えています。

ボールはアタックライン付近へ…。
さて、バレーの試合の途中ですが、ここで影山くんの美貌です。

・・・イヤイヤイヤイヤなんだこのコマ!?
なんだ!?動揺させようとしてるのか!?
よく分かんないです・・・ただバレーに洗われ影山くんはだんだんきれいになるんだなって、もうそれ以外何も受信できない・・
毎週影山くん美しい~♡とか言っててハードル下げてる気がしますが
これはまた謎美しいコマでした。急でびっくりしました。



影山くんのここでのチョイスは、

ツッキー~!!!
も~~~~ちゃんと跳んでるじゃん~~~!
こういった縦の速攻は、セッター側にかなり高い技術を要するということを
ツッキーはイヤというほど分かっているので、「うわ」ってなるけど、
でも「影山ならできる」こともイヤというほど分かっているため「やっぱ」になるし、ちゃんと跳んでるわけですね!!もう100点!100点満点に月影!!
分かり合いますね~~!これでもかと分かり合いますね~~!
「レセプションがアタックライン付近になったから速攻はない」
縦Bのできる烏野にかぎってそれはない、と思い出させるプレーです。


さて…こっから先、ずっと音駒が拾い続け、烏野が攻撃し続ける展開が続きます。
ちょ~~~っと、ブロックがもうちょい機能してるならなあと思いますが、
ここまで拾えるか?ってくらい拾うので、
もう少し説明を待ちたいところです。
通常、フロアだけで拾えないからブロックにかけるわけですしね…
手のうち分かってる相手だからという理由づけは、もちろんあると思うんですが…
途中、意味深な研磨のカットとかもあるので、もう1つなんかある気がします。

いや烏野に肩入れしてるからしんどすぎる!ってだけなんですけど!笑



ちょっと戻ります。

大地さんが拾うところ、”呼吸”ファーストタッチ!
高く上げることで時間に余裕が生まれ、ディグした大地さんも含めて、全員がシンクロに入ることができる…ということですね。よし!

そのうえで、影山くんの選択はレフトから田中さん。ブロック1.5枚って感じでしょうか、
研磨が付いてきてるのがヤですがサイドのこの勝負なら、きちんと狙って打つことができる…!

「ア゛ーイ゛」のコマの大地さん笑
良い顔です。



福永さんのショートサーブで、また日向が狙われますが…

ワァァ影山くんがレシーバーを指定!!
少し距離がありましたが、西谷さんが飛び出してきて拾い、
(略)

くそ かっけえな これ!!


まず、ここにきて、
指示だしを影山くんと西谷さんが連係してやるようになってるのがはちゃめちゃにカッコイイ!!
司令塔&守備の司令塔の存在感パねえです。
ここでこの展開来るかよ…

もとより、西谷さんはもっともっとディフェンス指示出していいんじゃと思ってたんですが、
その辺は今の3年生が抜けてからのみんなの課題になるのかな?と勝手に妄想してたので、
「き、来たか・・・」という感じ・・・
しかも影山くんも。
ローリングサンダーBAの邪魔してます事件などなどありましたが、その辺経て、
影山くん&西谷さんの的確な交通整理が行き届くようになったら烏野は間違いなくもっと強くなると思います。二人ともカッコイイ・・・むねあつ・・




すみません、すでに長いのですが、時間がないのでまた後半別で書きます。
コメントもろもろありがとうございます、すみません!