intermission II

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WJ34号*

大ドカンアーイ!

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うなぎ食べましたか?
うなぎ食べられない場合、牛影でもいいって聞きましたemojiemoji



(それはそうと写真のセンスよ…)

**

ハイキュー263話「パイセンの意地」

田中さんのスパイクがアウトになったところから。

「稲荷崎のブロックの圧が順調に積み上がってきたよ」ってことを証明しちゃうミスか~~~
うーん…。

一方、宮治くんのほうは、締めたつもりのストレートを打ち切られたことに意外そうな様子でした。

ツッキーが先週の角名さんのスパイクを引きずってましたが、
止めるか触るかした感じだったのにっていう、これの原因何なんでしょうねえ…。
滞空時間じゃない気がするんですよね~~~
それ以外の、何かしらの違和感。うーん。ツッキーいっつも頭使ってるな。


影山くんフォロー、
大地さんとノヤっさん厳しそうだったのでホントよかった…!


入れにいったサーブじゃなく、とことん強気のサーブだからこそ、相手を崩してかつ、影山くんファーストタッチという展開に。これがデカかったですね…。

この流れでツッキーが選んだのは、東峰さんでした。
(真面目にいきたいのに「選ばれたのは綾鷹でした」みたいに…)


意外な展開だなと思いました。
なんか、なんか、
影山くん以外のキャラ(今回ツッキー)にこの手の役回りがいくの、珍しいというか…。


先週終わりで影山くんが田中さんを選んだから、
よけい対比が際立った感じがします。

1年前の影山くんだったら、誰に上げてたんだろうなあ~~と考えさせられる場面でした。


ツッキーはセーフティーにいったし、それで得点したんだからデメリットだけの展開ではもちろんなかったけど、
なんちゅーか…
セッターに試合を作らせることの重要さをしみじみ感じてしまいました。

あそこが影山くんのトスアップだったとして、
仮に田中さんを選ばなかったとしても
仮に影山くんが人の感情面に対して優れた判断ができるわけではなかったとしても
それをセッター=チームの意思が選んだってことが、心を落ち着けてくれたかもしれないなと思います。


ツッキーのセットアップのあと、
一度も影山くんの表情を画角におさめることなく、
(たぶん、意図的に吹き出しで隠してまで、顔を見せずに)
ゲームは次のラリーへ。



影山くん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!




田中さんに上げてほしいって、漫画としては思うんですけど、
「ここで田中さんに決めさせたい」なんて思考回路、あちゅむには筒抜けなわけじゃないですか。ブロックつかれちゃうわけじゃないですか。うん。
でもさ…
きっと、上げますよね・・・・

「最善のトスを選び、その先のことはスパイカーに任せる」。
これが、今影山くんの中にあるなら、
「打ち切ってくれ、(次期)エース!」ってトスしかないっすよね…


取り敢えず日向はコミットで1枚持っていってもらっていいでしょうか・・・。



田中さんが上っている階段を見て、
影山くんのユース合宿選出のときの演出を思い出しました。

田中さんの前に、階段とはいえない大きな段差があるのを見て
天才って言われる人たちはそもそも上り口が違っていたり
上りやすい階段に辿り着けるようになってたりするんだろうなと思いました。
時には専用エレベーターが据え付けられてることもあるのかもしれないし、
崖みたいな壁をよじ登る勇気と根性があるのも、1つの才能かもしれない。

とにかく、
これまで「影山くんは天才です」っていうのは、「そうは言っても一年坊主、みんなの仲間で後輩だぜ!」っていう分け隔てないアットホームな環境にくるまれて、良くも悪くも特別扱いされていなかった気がするんですが、ここにきてちょっと、その見え方が変わってきたのかもなと感じました。



日本一を争う場に出てきて、
たとえば勝つために100の力が必要だとして
みんなが10ずつ出し合って肩組んで頑張っていこうね、じゃなくて
全員の力を足し合わせて100になりさえすればいい、
そのために仮に影山くんが50を担ってもいい(担わせてもいい)、というような
勝ちに対する覚悟が感じられるようになってきた気がします。


先々週の東峰さんが、スパイクを打てる場所に影山くんが返球してくるのを信じ切って跳んでいるのを見たとき、
影山くんのイカレた才能をきちんと勘定して、
どのくらいの無理ができるのか検討して、
冷静に東峰さんが打ちにいっていたように見えたんですよね。


今週、田中さんの脳内イメージに出てきた階段は、先述のユース合宿のときのと重ねてあると思うし(「天才」という単語を出したことも)、
ここで「影山くんは田中さんを選ぶのか?」という問いかけを
ツッキーを引き合いに出してまで繰り返し提起したことで
田中さんと影山くんの向き合い方という課題もまた、ここで先鋭化したと思います。

春高に入る前から、ぶつかり気味だった田中さんと影山くんなので
彼らなりの「チームメイト像」をここで見たいなあと思います。

なんちゅーか、田中さんと影山くんがモメかけるときって、
影山くんのド天才っぷりが表出したときが多かった気がするんですよね。
それは、「先輩への敬意」「マナー」みたいな言葉によって、
影山くんのトガとしてもっぱら処理されてきたけど、
ほんとにそれだけだった?というか…


なんか、また一つ、今年の烏野というチームが完成に近づいた気がした今週でした。



***

田中さんへの謎配慮で言葉を濁してしまって読みづらい文章にしてしまいました…すみません





それから、及川さんのおバースデー大遅刻ですみません。あと、5000字くらいかな…って…
今2万字くらいなんですけど、あと1章+エピローグで終わる感じです。

牛島さんの誕生日も気にしながら時間配分考え直します。ひい…
夏休みを早めにもらおう…。