intermission II

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3期#10@HQ

もう、もう~~~~!噛みしめるように見ましたよ・・
噛みしめるように見ましたって何だ!?馬鹿っぽい!



10話「コンセプトの戦い」

今回も超作画でしたね…
個人的には一番最後の影山くんのワンショットがすごく美しくて、
美しさを増す原作に寄り添ってるううう!!と大満足でした。最後の最後まですごかった。

しっかし、この引き方、来週「さ~~てどうなるんだ影山くんの全日本ユース!」ってわくわくして迎えちゃう人いそう・・・。
まあ原作を買え!!なお、白鳥沢戦完結巻である21巻をうっかり買うと、そのくだりはないぞ!!(※なぜか、架空のおじさんを想定して喋っています)


「命を触媒に燃える」(byヒカリアレ)
まさにそんな3期最終話!

烏野はレシーブ(原作では”フロアディフェンス”)が一番手薄なローテ。

影山くんと日向の位置チェンジ、私はこの交代ターン話掲載時は目的が掴めていなかったのですが、及川さんのありがたい解説でスッキリでした。
日向に代わり、レシーブ力の高い自分がクロスに入ってフロアディフェンス対応しよう、ってい
うことだったんですね。

1試合まるまる使ってウシワカを罠にかけ、
最後、3枚ブロックでストレートを締める。
ドシャットをもくろんだ完璧としか思えないツッキーの作戦を受けて、受け入れつつも影山くんは、「牛島若利はそれを超えてくるかもしれない」と予感していたというのが、非常に「グワッ」なポイントですね…。
3枚ブロックストレート作戦について、
事前に影山くんに意見を聞いたら「いいと思う」って言ったと思うんですよね。
でも、最後の最後、残りの0.1%で牛島さんの対応力を「俺たちの想定以上かもしれない」と見積もった。
胸熱すぎる…信頼にも似た本能的な警戒…


フロアディフェンスが手薄なターンで、
牛島が万一ブロックをかいくぐってスパイクを打ち切ってしまった場合、それを拾うのは自分。



かっけえええええええええよおおおおおおおおおおお!!!!
おまえセッターだろ~~~~~!!!!
牛島~~!おりゃ~~~!これが烏野の頭脳ですこりゃ~~~!
夜中にうるさくてすみません。


最終ラリーの流れをおさらいしとこう…

1)日向サーブ
2)山形正面レシーブ
(影山と日向位置交代)
3)白布トス
4)川西アタック(どセンター):ブロック1枚(月島)
5)月島ワンタッチ
6)田中ワンチフォロー
(全員シンクロ:田中、東峰、月島、澤村、日向)
7)影山トス
8)日向マイナステンポのバックアタック
9)川西ブロック→自陣コート内にへ
10)牛島左ワンハンドでレシーブ
(牛島「白布!」)
11)白布トス(どオープン)
12)牛島ライトからアタック:ブロック2枚(東峰、月島)←「ムキになった」
(ワンチなし)
13)日向胸(首)でレシーブ
14)田中フォロー
15)影山ラスト
(白鳥沢コート左後方(嫌なところ)へ返球)
16)山形レシーブ
17)白布迷う余地なしトス
18)牛島どオープンライト:ブロック3枚(東峰、月島、澤村)=ストレートを締める
→体勢を崩しながらクロス打ち
19)影山オーバーハンドレシーブ(被弾)
20)澤村はじいたボールのフォロー(ワンハンドでレシーブ)
(川西「こいつら絶対打って来ます!!」澤村「旭ラスト!!」)
21)東峰ラスト:ブロック2枚(牛島、川西)
22)川西ブロック
23)田中コート後方から返球
(日向が飛び出してこない、全員シンクロ)
(五色はレフト、川西ライトでブロック)
24)日向、バックアタック:ブロック1枚(川西)
25)山形レシーブ、はじく
(大平、走るが間に合わない)


・・・・・・・・・長い。すごすぎる。
これ、これ…
ラリーのスピードを残したまま、この長い打ち合いの描写やりきりましたね。
24の、最後の日向のバックアタックのところ、カメラが360度ぐるーーーーって回ったじゃないですか、ほんっとすごかった…!!
アニメで、こういう回転の描写は本当に大変なんだと聞いたことがあります。しかも背景込み。
角度をずらして書いていくのも当然大変だけど、あらゆる要素の位置を確定してカメラ回さないとですから、大変に決まってますよね…


ああ、勝った…勝ったよう…
なんか及川さんがいっぱい喋ってますが、
こう、久しぶりに聞くと「飛雄」呼びあれやな、えっちやな…
「飛雄が振り回されるわけだよ」エッロ!


牛島さんと天童さんのダウン。
「幼稚だろうか」のあたり、
3期始まって以来最高に牛島さんな声だったなあと思いました…ありがとう…
あと情熱大陸まんま言いましたね、さすが同局!


それで、そのあとの「次は倒す」の場面、
わたくしごとですが、実は本誌掲載のとき、
影山くんが及川さんの名前を出したのが唐突に思えて
なんか上手く受け止めきれなかったんですよね。

この激闘を経てさえ、チームを勝利に導いてさえ、
影山くんを「及川さんに及ばないセッター」の切り口で見ないとダメか、
今そのテンションじゃねー、と。
私は及川さんってセッターがめっちゃコンプレックスだったんだなこれ…笑うしかない…

その後いろいろエピソードがあって、
特に宮侑爆弾爆発のときの影山くんのパニックな頭に及川さんの姿が浮かんでいるのを見て、
やっと「及川さんより上手いって言わせます」の意味が分かった感じがしました。

トスを打ってもらえなかった中総体での(恐らく人生で一番)つらい記憶が、
「その仲間とちゃんとすごいバレーをする及川徹」とセットになって影山くんの「苦しい」の感情の引き出しに収まっているっていうのはとても残酷に思えます。
影山くんの思考回路が人間臭くて焦りました。

自分の意見を押しやって「おりこうさん」になってしまうほど無意識下で自分を戒めているっていうのは、簡単に言ってしまうとやっぱり「トラウマ」なんだろうな…。


このへん踏まえて、牛島さんと影山くんの初対面のやり取り
「お前は白鳥沢には要らない」
「及川は白鳥沢に来るべきだった」
を振り返ると、これめちゃくちゃブッスリ刺さっただろうなと思えてしまう。

影山くんが全く顔にも態度にも出さなかったので、
大丈夫だったんだって思ってしまったよ…。
あそこで影山くんがしゃんとしていられたのは、
「あのころから自分は変わった」「仲間と信頼し合ってバレーをやってる」って意識があったからだと思うし、隣にその変化の証明とも言える日向がいて、しかも日向が牛島さんに啖呵を切っていて、それが痛快だったからなんじゃないのかという気がします。

セッターとしての潜在能力や現在地点は別として、
牛島さん的に及川>>影山である、というのが影山くんはずっと心にあって、
それをどうにか覆して、牛島内で及川<<影山って思ってほしかったんだな、
そうできれば、あのトラウマから1つ脱却できるんだな

って!!!
思うと!!!!!!
牛影!!!!!!!


影山くんが牛島さんに対して「俺を一番だって思ってくれよ」って思ってるってなんか始まってないですか!!1つの象徴としての牛島さん。あーーーー!!!!!根深い~~~~~!!!!!!ちっくしょ!牛島さんが「及川>>影山」って言ったことで逆に牛影始まるみたいな、そ、

………そんな馬鹿な!!!


うまいこと牛影に持ち込んだった気分に一瞬なりましたが重ッ!!
もっと、その…ハヤシカレー論争から発展する喧嘩するほど仲がいい的牛影とかそういうポップなのにしようぜ…何がしたいんだ私は…



何の話でしたっけ…。
ツッキーと山口いいな…
ツッキーに馬鹿って言って怒られないの山口くらいだね…


表彰式を終えて、原作的にはところどころ飛ばして21巻をやりきる感じ。
22巻を飛ばして、23巻ラストの207話へドンですね。

途中影山くんの上裸(じょうらって何だよ)を途中で見た気がします。
突然のサービスショットでびっくりしました…
ズボンにかけて、V字の影が入っていたのが大問題です…あれ沿いにスポイトで水を流したい…


武ちゃんのビッグニュース、
影山くんの全日本ユース合宿招集の知らせで、3期終了。
ここほんっと影山くん美人だった…
「静かな驚き」(だが、心の隅でずっとイメージしていたこと)の描写が天才すぎます、影山くんってああこんな子なんだってすっと胸に落ちます。そういう子だった…この子はやっぱり、特別な男の子だったんですね…

あああああアニスタ様ありがとう…ここ、まさか、ぶっこむなんて…

原作でここなんっっっかいも読み返しましたが
これからはアニメも見返さなくては…

われわれの影山くんが世界に手を取られていくよ・・・・!!
片田舎の、公立高校の、排球部の15歳の男の子が。


待ってええええええええええああ待って待って待ってあああああ


3期も面白かったですありがとうございました…!!!