こんばんは。雨が本当にひどいですね…
おうちは大丈夫でしょうか。
今年は、衛生面的にも絶対に渇水になってほしくないと思ってはいましたが
いや~~~…もう…異様に降りますね…
喉カラッカラでしたが、やっとちょっと水を飲んで落ち着いたので、
もう少し本誌の感想を書きます。
400話「妖怪大戦争・2」続き
横断幕ラッシュに、寂寞で胸がぐっちゃぐちゃになった一話でした。
前回からラッシュ始まっていたので、星海さんのところから少し横断幕を味わいたいと思います。
星海さん/鴎台高校
「習慣は第二の天性なり」
数ある横断幕の中でもめっちゃくちゃ好きな格言です。
どう生まれたのかではなく、君はどう生きるのかと問いかけるような言葉で
星海さんにぴったりだし、
星海さんがもたらしてくれた教えを思い起こさせてくれる言葉だなと思います。
佐久早さん/井闥山学院
「努力」
「幸運な我ら」のエピソードを読んだ今なら、この直球に見えて、全く単純でない言葉の意味が分かる気がします。
運良く生きのびて
運良く”人”に会い
運良く今日もバレーをやる
自分の無事を運と呼びながら、それを手繰り寄せるわずかの積み重ねも怠らない。
これが努力でなくて何だ、ですね。
木兎さん/梟谷学園
「一球入魂」
ふとよぎる、「脳筋ワード」のフレーズ…。。
この言葉の本旨は、「目の前のことに集中せよ、という理性の言葉」でした。
木兎さんの強さの源であり
木兎さんに導かれたチームメイトが受けた薫陶でもありました。
牛島さん/白鳥沢学園
「強者であれ」
「完成しない最強」が描かれてからさらにハマった感じがします。
牛島さんの在りようそのものであって、
牛島さんを生きざまごと鼓舞する言葉でもあり。
自分こそが最強だと言いたい。最強を誇る牛島さんも、そのために苦しい道を選ぶことをためらわない精神性も最高にかっこいいです。
ずっと強者でいてくれ!!
…呼びかけ系横断幕ぐっと来てしまうな…
侑/稲荷崎
「思い出なんかいらん」
思い出は思い出で終わらず、積み重ねたすべてが侑の中に在る。
連載最初、ちょっとびっくりしてしまった横断幕だったんですが
今最強にかっこよくて鳥肌が立ちます。
全部インストールされた侑は自由だ。なんだってできる。
横断幕なんて、もう誰も覚えていないような遠い昔に決められたもので
条善寺の「質実剛健」のように、
チームカラーと乖離してくることもきっとありますよね…。
でも、「これからの代には合ってない」と言っていた照島くんが、
質実剛健の権化のような大地さんを前に、
横断幕を見上げ、自分たちに足りないものを省みたように
合っていようがいまいが、静かにそこに掲げられ
自分の軸足を確かめるしるべになってくれるものなのだと思います。
きっと部活動そのものの意義も、そういうものなんじゃないかなと思います。
みんながプロになるわけじゃなくて
いろいろな人の人生が、多分に偶然の力を借りて交錯するのが部活動で
高校を離れても、大人になっても、バレー以外の道を選んだとしても、
青春時代にバレーボールという部活をして過ごしたことが、
これからの人生の瞬間瞬間に顔を出して、
いつまでも鮮烈に生き方の指針をもたらしてくれる。
俺達もやったよ
バレーボール
やってたよ
ハイキューはバレーボールの物語であり
やはりどこまでも、部活動の物語だったのだと感じた今週でした。
それは春高までで一度完結し、
今は、高校という場にぎゅっと集められた彼らの夢が世界に放たれたその先を見送っている感じなのかな、と思います。
高校まででやめたってかまわない。
あんなにもバレーがうまかった西谷さんがイタリアでカジキ釣ってるし
研磨は今やKOZKENだし…
けれど日向ほどバレーに情熱を傾けることになる選手が
ようやく初めて頂の景色を見ることができたのも
影山くんほどの、日本や世界の宝になっていく選手に、
人生を支えるかけがえのない出会いをもたらしたのも
片田舎の公立高校の小さなバレーボール部だったんですよね。
日向・影山くん/烏野高校
「飛べ」
どこまでも自由に飛んでいってほしい。
2人が健康無事で、満足いくまで、最高のバレーができますように!!
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やっと言える!来週も楽しみ!
(いよいよかもしれない寂しさでワッチャワッチャしていました…)
お返事不要でコメントくださった方、本当にありがとうございました…!!
蘇生蘇生&蘇生でした…雨気をつけます!