intermission II

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WJ6号*

影山くんの和風美人っぷりを表現する言葉が見当たらないです。
いったん…試しに、十二単着てください…
おひなさまとか、そういう系統の…日本人形顔と言えばいいんでしょうか?


最近ずっと「今春が来て君はきれいになった」というフレーズが頭を巡る、
美人系の大人の魅力を影山くんから感じ続けていたので、
突然のあどけなさ、きよらかさに、うまく焦点が定まりません。


枕草子の「うつくしきもの」で、
「尼そぎなるちごの、目に髪のおほへるをかきはやらで、
うちかたぶきて物など見たるも、うつくし」
という一節を初めて読んだときに想像した、
かわいさとあどけなさ、けれど「触れてよいのだろうか?」と思わせる清らかさが、「いいえ」の影山くんにぎゅっと詰まっていて、受け止めきれておりません…。

ふわふわしていますが、とりあえず感想を書きます。


ハイキュー284話「ツナグ」
サブタイ、春高のキャッチコピーですね!

時間軸を少し戻して、281話(2018年1号)「ハーケン」でチラっと描写のあった田中さん→影山くんのリクエストのくだりから。


田中さんは、影山くんに「いっとき俺に上げる本数を減らしてくれ」と頼んでいたんですね。
田中さんの心にあった、
その理由の部分を田中さんは伝えていないわけなのですが、
影山くんの判断は…という流れでした。
そして気になるのは、一連の流れを侑がずっと聞いていた、という点ですね…


ツッキーダイレクト、くう…

白布さんがブチ切れてる笑
印象派の実況って、やっぱなんかイラつくときありますよねw

喜びすぎてもはや残像の日向・山口、
そしてツッキーをたたえてふとももペチしてる影山くんがもう…最の高です。


影山くんの、「高っけえな」←この言葉選びがたまらなく好きです。



治のサーブへ。

侑封じほんと徹底してますよね。
「侑を封じても治が出てくる」というのは、重々承知でしょうが
それでも侑封じを選択するというのは、
侑に対する評価と警戒のあらわれでしょうか。



烏野は、「こいつらならやる」と侑に一瞬気を取られて
出遅れたことで、ブロックがそろわなかったという解説。

ツッキーと田中さんが治を見てるタイミングで、影山くんは侑を見てるんですよね。
で、アランに上がったとき「!」とびっくりしてるのはツッキーだけで、
影山くんはアランの対応に入ってて、影山くんはアランの正面で跳んでいる。

影山くんはアラン対応がタスクなので、分かるのですが
コミットしてるわけではないので、
どういう判断をしたんだろうとちょっと気になります。

ちょっと、治のセットアップを振り返ります。
270話で治→角名のCがあるので、治がバックトス苦手って話じゃないはずなんですよね…
ちなみに、角名のはターン打ちで決めたけどツッキー正面。
273話では治→アランで普通のトス、
276話ではツーに見せかけてアランへ(影山くんドシャット)
280話は双子速攻裏で侑へ。稲荷崎の得点。
281話はセットと見せかけてアランへ(ブロック1枚澤村さん→日向ハーケン)
282話ドオープンに治→銀島(ブロック3枚)
283話双子速攻マイナステンポ裏、治→侑(合わず)

うーーーーーん
やっぱ、影山くんは侑を見て判断したのかな~。
侑はパワー3で、体勢も整っていなくて…3枚そろえる必要はないって判断したとか・・・?
うーん、あるいは、ミカちゃんが全然関係ないバボドコロを見てるのがなにか伏線なのか…!?
ミカちゃん…?どうしたの…笑



治のサーブ(2回目)の前に、いったん、
田中さんが「減らしてくれ」と言ってからここまでのプレーを拾い直してみます。


・281話(声かけ以降)ポイント16対14あたり
特になし

・282話
日向のハーケンレシーブ→(中略)日向二度目のレシーブ→(日向が入ろうとしたボールを)田中さんへ→赤木さん足レシーブ

・283話
ポイント19-17(ツッキーお疲れ)後、角名サーブ(中略)→田中さん


描写があったのはこのくらい??かな??
で、今回の治サーブ→澤村さん→Cパス(?)で影山くん→田中さん→ブロックアウト(22-22)
本当に、ブロックがよく見えてる!

※※このレセプションについて、Bパスだろうとのご指摘を頂きました。
「田中さん」のコマの影山くんの足元が、あまりにもアタックラインから離れていたので、Bと言う勇気がなく、「Cパス(?)」と、逃げた書き方をしておりました。
実際のバレー経験がないため、現場で使われる用語感覚が分かっていないのだと思います。申し訳ないです。



点の取り合いが続いて、
マッチポイント・・・

こっからの矢巾のせりふには共感しかないですね…
宮城の期待を一身に背負っているのを感じます。がんばれ。がんばれ。

そして、最後に。

アランサーブ→東峰さん→

きっとその先は、田中さんですね。

田中さん「減らしてくれ」

 



見つめる侑。
東峰さんにリクエストをゆする回想。
ツッキーへの「わかった」。
千鹿谷への「わかった」。


そして今回の、「いいえ」。


やっぱり、勇気が要りますよねこの判断には。
でもチームの司令塔が、影山くんほどの選手が、「いいえ、あなたを選びます」と決断することがスパイカーをどれだけ奮い立たせるか、想像に難くない……。
「選手の状態を把握する」という烏養さんの課題を、ここでクリアしたんですね…。

おりこうさんに受け入れるのではない、
自分の思いどおりに動かしたくて無茶を強いるのではない、
自分のチームのスパイカーを誰より理解しているからこそ、これが言えるんだなあ。

ううん・・・・
よくぞ、ここまで・・・


来週が楽しみでなりません。
どんなふうにこのプレーは決着するんでしょう…
田中さんはそのとき何を思って、影山くんは何を思って、
宮さんは、影山くんをどう受け止めるかな。

壊れたものを繋ぎ合わせて、
組み立て直して、
ここまでようやくたどり着いた影山くんの、たおやかさに似た強さを感じた回でした。

何度考えても、中3の影山くんの置かれた状況がしんどくて、かわいそうで、できることならそこから救い出したいような気持ちになってしまいますが、
北一で彼が経験したことが何ひとつ無駄なんかじゃなかったと今ここで、あるいは今ここから、証明されていくんだと…そう思うと、本当に報われたなあ、と思います。
金田一も、もういいんだよ。

おりこうさんのままじゃ、かさぶた付きの怪我で終わっちゃいましたよね。
かさぶたの下では、ちゃんと次のバレーの準備ができていて
かつて怪我した足でまた地面に膝をつくことを恐れず踏み出せる勇気が影山くんには育っていたんだなあ~~~~と、しみじみ感じた試合でした。
侑、まじで、ありがとよ!!!!!!




ふう…
長々失礼いたしました。
また来週、いや、再来週ですね!