intermission II

【頂いたメッセージへのお返事⇒⇒23.8以降:「続きを読む」から、それ以前:スマホのリーダー表示かドラッグ反転でお読みください】

WJ1号(2018)*

おーーー!!
そっか、ジャンプの50周年イヤーは、ハイキューでスタートなんですね…!!
いや周年イヤーってなんだと言いたいけど表紙に書いてあるのである。
アニバーサリーイヤーを訳すとこうなるんですね。

今回の表紙めちゃくちゃきれいで見惚れます。
ジャンプの表紙に背景があるのって珍しいですよね~
しかもすっごくきれいだ…

休載することもなく、原稿で手を抜くこともなく…
考え抜かれた人物配置と展開と、緊張感を保った中での第281話。
既に泣けるよ先生・・。


こんなときに「あ、日向アンダー穿いてるな」とか思ってしまう自分が本当に憎いです。
ねえみんな、日向がアンダー穿いてる・・ねえ・・・


ハイキュー281話「ハーケン」

※29巻バレを含みます※


ハーケンは登山のとき岸壁の割れ目に打ち込むくさびのことなんですね~
ほげ~~~

治・侑のカラーから。
治のトスは低くて短かったらしい笑
2人の喧嘩ohキュート
しっかし、ツッキーとスガさんの肌の色ェ・・だいじょうぶか!!心配だ!


で、見開きカラー。
超イイ。。。。冬の景色が似合う子たちですね…!!
特大肉まんをくわえながら出てくる影山くんおよびそれを見守っている縁下パイセンにgood!

縁下さんはほんとにもう・・・夢と希望しか感じない次期キャプテン・・・。
なんでだろうな…縁下さんってほんと影山くんへの気遣いが細やかですよね。
自分の弱さと向き合って戻って来た人だから人をちゃんと見てるっていうのはあると思うんですけど、
その目線が、「一見頑丈そうな、何考えてるか分からない天才少年影山くん」にもきちんと注がれてるっていうことに、胸がじ~~んとなります。
あいつはあれで心の中は繊細だから、心配なんだよなあ、っていう空気感をひしひし感じます。
それが、影山くんの脆さが表出した(やっちまった事件の)ときにそう気付いたっていうんじゃなくて、その前からずっと縁下さんは影山くんを注意深く見てるんですよね…。深いわ…。
なんとなく、展開の難しさから「2年生編」はないんじゃないかなと勝手に予想してるんですが、
縁下部長のもとで新入生と闘っていく烏野見たいなあ~~と思います。



・・・・わし本編入るまでにこんな書いちゃったの?今週どんだけ長いの???笑
すみません皆さん…いつも…いつもありがとうございます…

あああ春高ポスター、今年はノヤっさんなんですね!!
先生のたぐいまれなる書き文字センスが前面に出ていて最高です。
ってか先生のその時間はいったいいつ捻り出されたのか…私は合併号に肩を落とすのをやめようと思う…。

大会は1月4日から8日まで。いいな~~行きたいな~~~
街じゅうノヤっさんで埋め尽くされてんだぜやべえな…。


***

本編。
スカイラブハリケーンwwwwwくっそww
宮兄弟よ、上か下かでもめるのはやめなさい。上か下かで。
いやもう、ほんと、上か下かというのは常に人間の争いのもとですよね。
そこで影山くんです。影山くんがいるおかげで、私の中では「君受けなん・・・攻めなん・・」っていう疑問にすべて一瞬でカタがつきます(ひまか)


烏養さんからのアドバイスがあり…、
双子速攻表の初回とデジャブるな~…あれは、想定より事態が深刻だったパターンでしたが、こっちはどうだろう…。
双子速攻と変人速攻はセッターとスパイカーのタスク比率が全然違いますしね。まだなんとも。

侑のネッチでからくも烏野の得点になりましたが、
点差以上に、地力の差を感じてしまう展開ですね・・・。

ここで、日向が前衛。
金田一、分かるよ…。超分かるよ…具体案はないけど全く同じことを思うよ…

田中さんが影山くんに何かリクエストをしたもようで、
内容は分からんけどもこうやって意見を伝えられてることにひとまず安堵してしまいます。みんな考え続けてる。


ここで、ちょっと省略があって、
稲荷崎が1点、烏野が1点取るサイドアウト展開があったようですね。


影山くんのサーブをまた治が拾って(また会ったね)~というところ、

侑の判断よ…。

ツーアタックと思いますよ。
侑の絶妙にトス(しようとしたと判断される体勢)に切り替える判断がすごい。

こうすることで、オーバーネットになってしまうんですね。


侑(”ネット際”が上手いんはデカい奴でもMB(ミドル)でもなく ネット際がなわばりのセッターやろ?)

 
うへ・・・・。
テクニック5と頭脳5両方備わってる事態うへ・・・
そうかあ・・・なるほどなあ…怖いし凄いし怖い…
特に反則の起こりやすいネット際に位置取って、
常に敵とせめぎ合ってるんですよね。すげえな…

これ、1セット目の影山くんの、振り向きざまリバウンドへの意趣返しもあるのかなとちょっと思いました。
あれは、「オーバーネットを気にして叩き落とせない」意識を相手が持ってることを逆手に取ったプレーですよね…。
だからこその語尾「やろ?」かな。


侑サーブしんどいしんどいしんどい


ほんと、先の展開知らずにこの辺読んでるときしんどくてしんどくて・・。
1セットずつ取り合っての3セット目、点数は1点差なのに、
稲荷崎が完全に精神的に優位なんですよね。
勝ち癖があんだろな、精神的な…。


きれきれツッキーの頼もしさといったら。
ずっとツッキーが利き続けてることでどんだけ烏野は救われてんだろう。

ツッキーのブロックを侑が直接セットして治がスパイクの姿勢に入る、
それをツッキーがちゃんと待っている、
からの…


もう、顔を覆って、突っ伏してしまいたいような展開でした。
終わった、宮侑の顔、こんちくしょう、こんちくしょう!!と、思っていたら、




ひなた・・・・・・




ああああ
日向・・・


思い出すだけで心が奮い立つような。
自信が蘇るような。
ハーケンのようなワンプレー。

影山くん(…お前に これを言う日が来るとは)

「ナイスレシーブ」

 




じん。
じん。





あああ。
ハイキューが大好きだ…。
さいっこうだ、この漫画……。

「おれもスパイク打ちたい!」
(略)
「…………嫌だ」
「レシーブあってのトスと攻撃だ」

(略)

「『勝ち』に必要な奴になら(略)」
「でも今のお前が、」「『勝ち』に必要だとは思わない」

 

↑この1巻のやり取りを思い出しました。

ずっと日向は闘ってたんだな。
コートで必要とされるために、ヘタクソな自分と・・・・・。

たくさんの不格好なレシーブを積み重ねて、
ようやく今ここで、
後にも先にも、これほど重い一本はないだろうという、このワンプレーのために。


影山くんが、「お前」と、二人称でモノローグしたことに、胸が詰まりました。
影山くんが日向に懸命に向き合ってきたことは、
「止まるトス」に至るまでや、疲労の描写を通じて繰り返し感じていましたが、
日向もまた、影山くんの求めるものに必死に向き合ってきたんだなと…
いつもそうやって、のがれようもなく互いに向き合いながら、
一歩ずつ、切磋琢磨してここまでやってきたんだなと、改めて感じました。

宮侑に治がいたように
どれだけ時間がかかっても、どんなに遠く離れていても
追いかけてくる存在が影山くんにはいて
日向にとっても、そうして追いかけずにはいられない影山くんがいて…

「ナルホド あれが影山の相棒かあ~はっは!」
という、雲雀田監督の言葉が再び、よみがえってきました。


もちろん、もっとほかのたくさんの出会いも含めて、
それらに応える成果としてのこの一本ではあるだろうけれど、
影山くんの「ナイスレシーブ」がどれだけ日向の胸を震わせたか考えるともう泣くしかないです。



最高でした。ハイキューがまた大好きになりました。
自分の力で、選択で、たくさん遠回りをしながら、日向がちゃんと前に進んでいる。
嬉しくて、嬉しいと思わせてくれることがまた嬉しくて、泣くしかねえ・・・・

日向…ありがとう…大好き…



**


ああもうだめだ私は
「ナイスレシーブ」がもうだめだ


なんだこれは




***

続きにお返事です。
ありがとうございます…!!!
==== 4日17時台の方へ
ご丁寧に、ありがとうございます…!
今週、本当によかったですね…。「グワァ」が猛烈に来た今週でした。
頂いたコメントものすごくうんうんうなずきながら拝読してしまいました。
二人はずっと一緒に頑張ってきたんですね…。そうですね…。
>これからの二人に幸あれ
ここ読んで、ヒカリアレの歌詞がものすごくフラッシュバックしてまた泣きそうです(笑)

いつもだらだらと感想、すみません…!
こんな、猛烈に心を打たれた回だっただけに、
ジャンプのご感想伺えてすごくすごく嬉しかったです。本当にありがとうございました。
寒さ気をつけます、ありがとうございます!!



光あれ 行け 影と歩幅合わせ
己と戦う日々に幸あれ!!!