・リンク元はこちら
「女子のかと思った…」影山の美脚に騙されたネット民 悲鳴続々
欧米の有名モデルが相次いでアンチ・ダイエット宣言をするなど、「健康的な美」への志向が高まる中で、アスリートのボディーメークが今改めて注目を集めている――ことと関係があるかは定かでないが、男性アスリートの“肉体美”に関するネット掲示板への投稿が話題を呼び、２日たった現在もＳＮＳなどで拡散が続いている。
５日夜、ネット掲示板に投稿されたのは『バレーのユニフォームってやっぱいいよな』というスレッドタイトルと、バレーのユニフォームを身に着けた選手の太もも部分を拡大した画像。背景などから、全日本の試合中にベンチに腰掛けている様子を写したものと思われ、日頃の鍛錬がうかがわれる健康的な太ももに、男性ユーザーのものらしき共感の書き込みが多数寄せられた。
序盤の書き込みは主に、バレーのパンツの丈の短さと写真のモデルの美脚を褒めたたえるものが中心で、「このくらいのムチムチ感がちょうどいいんだよ」「肌のハリがすばらしい」「ちょっと打ち身の痕があるのがエロいな」といった投稿が続いた。これらのユーザーは写真の主が女子バレー選手と信じて疑わなかったようだが、スレッドがひとしきり盛り上がったあと、スレ主（スレッドを立てた人物）が再び登場。「まあこれ影山の足だけどな」というレスポンスが投稿されたことで、平和だった（？）スレッドは一転、あび叫喚状態となった。
実は最初に投稿された美脚写真、男子バレー全日本代表の影山飛雄選手の画像をトリミングしたものだったのだ。言われてみれば、確かに女子のものにしてはハーフパンツの丈が長く、ロゴデザインも女子代表ユニフォームのそれとは異なっている。もっと早い段階で性別を疑うユーザーがいてもよかったようなものだが、誰一人気付かないまま書き込みは１００件を突破。閲覧数も順調に増加していたため、“ねたばらし”の書き込みに衝撃を受けたユーザーも多数に上り、その悲鳴がスレッドを埋め尽くすこととなった。
影山選手といえば男子代表屈指の美形選手で、女性人気が高いことで知られる一方、セッターとしての実力も歴代指折りとされ、１０代にして正セッターの座を手にしていることからもその能力の卓越ぶりがうかがわれる。確かな技術に支えられた強気のプレースタイルを支持するバレーファンも多く、もちろんその中には多くの男性ファンが含まれている。
写真の人物が女性と信じて疑わなかった男性陣から、「あの影山をいやらしい目線で見てしまったショックがデカい……」「俺影山好きだけどそういうんじゃねーって言ってるだろどうしてくれんだよ」など、複雑な心境を吐露する書き込みが続々投稿された。一方で、「太ももに罪はないから落ち着いて愛でよう」「もともと可愛いとは思ってた」「影山ならこの際男でもいい」等、開き直るユーザーも続出。この一連の悲喜こもごもの流れがネットユーザーの笑いを誘い、あっという間に拡散される事態となった。
自身の“肉体美”により、思わぬ方向にファン層を拡大してしまった影山選手。しかし現在１９歳と未成年なこともあり、あくまで節度を持って見守りたいもの。かくいう本稿編集部にも、つい画像を保存してしまった男性ライターが数名いるようだが、バレー観戦の際には邪念を捨て、真摯にチームを応援してもらいたいところだ。
（了）
