intermission II

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WJ45号@HQ*

ハイキュー225話「ぎくしゃく」

影山「俺は他人のキモチとかよくわかんねえし」
「言葉選びも間違うみたいです」
「でも最高のセッターになるよう努力します」
月島「なになに王様 随分良い子じゃん」
影山「…ここはオリコウサンで良い」

 


最後の台詞、どういう意味かなとずっと考えていました。
オリコウサンではだめな場面と、オリコウサンでいい場面があると考えればいいのかな…。

よりよいプレーを探っていく過程に関しては、
ただスパイカーの希望を呑むだけではだめだから要求をするし、
喧嘩も招くかもしれないけど
今自分に足りない部分があるか考えて、あれば素直に認めること
それを解決するよう努力すること
ここに関しては無条件に肯定していくよって意味でしょうか・・・。

スガさんの言葉をふまえると、中学のときと比べて成長した部分につながるんだろうなという気がします。




前、今週のジャンプ超烏影回と書いたんですが、
そのー・・烏養さんすごいなって思って、
この次の場面で、もう、膝をつきそうでした。

烏養「他人(ヒト)の気持ちなんてわかんなくて普通だ」
影山「!」
烏養「いや まあ 考えるのは大事だろうけどプレーに絶対必要とは思わない」
「試合の”状況”と選手の”状態”を把握するんだ」
影山(うなずく)

 


烏養さんって、トス止めろと言ったときもそうですけど、
烏養さん自身はすごく感情の機微とか拾える人なのに
影山くんにはそういう感覚的な指示じゃなく、
具体的なプレーに落とし込んだ指示を出しますよね。

「速攻の主導権はスパイカーだ」じゃなく、「トスを止めろ」
「スパイカーが打ちやすい最高のトスを探れ」じゃなく、
「試合の”状況”と選手の”状態”を把握しろ」

自分は他人の気持ちを汲めないと自覚のある人間に
これほどベストなアプローチがあるだとうかと思う…
気持ちが分かんないのなんてみんな同じだよ、からの、
「それはバレー選手として本質的に必要な能力とはまた別」という、困難の分割。

烏養さん、本当に…ベストな指導者が居合わせたもんだなと思います。
学校の先生っていうのならまだ分かるんですが
まだ26だというのに…指導者として、本当にすごいのでは…。

自分が影山くん中心史観のせいなのかどうのか、烏養さんがありがたすぎてまぶしいです。
あとあの、
宮さんも、結果として立派な塩をありがとうございましたという感じになっている気がします。
善意悪意今となってはどうでもいいですな…。
それはまたBL考えるときの宿題ですね。




そのあとの場面、

(中略)
影山「じゃあ本数減らして様子見ますね」
田中「そういうのさりげなくやってくれたら嬉しいカナ!!」
(略)
影山(!さりげなく…)「やってみます」
東峰「俺には言ってくれ」
(略)
菅原「厄介かよ」

 

本当に好きです。
ここで、もし東峰さんのくだりがなかったら、
本数の調節はさりげなくすべき=田中さんの意見ただしい=また影山くん間違ってた
って見えると思うんですよね。
違うんですよね…
善悪や正解の人不正解の人を探すんじゃなくて、
みんな五分五分なんだよな、というのがしみじみきました。
これから一緒に頑張ろう。


日向紛れるの宿題を持って次週待ち。もう明日だ。



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「好きです」

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「知ってました。」「!!」

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