intermission II

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天才と完璧

そういえば
216話「迷子・2」(24巻)の火焼監督の
「天才てのは"完璧"から最も遠い存在だと思うんだよね」
というせりふについて、
影山くんの今とこれからを考えるうえでの大きなテーマだな!とは思いつつ、
どうにも解釈が難しくて悩んでしまって「ヒントを待とう…」とずっと放置していました。

で、北さんについて昨日考えてて、
角名さんの「北さん(中略)あらゆる面で隙が無さすぎんだよな…」っていうくだりで
「ハッ!!これがいわゆる”完璧”なのでは!?」と突然思いました。という。。報告なんですが…笑



火焼監督の言葉をもうちょっと手前から引きます…

スタッフ「そう言えば影山って中学の頃『宮城に天才セッターの卵が居る!』ってちょっと話題になったんですよね」
スタ「宮城はレベルが高かったから特別目立ってはなかったんですけど」
スタ「3年になったら出て来るのかなと思ってたら結局出て来ないままで」
火焼「"天才"かあ…」「天才の定義がよくわからんけども」
火焼「俺は天才てのは"完璧"から最も遠い存在だと思うんだよね」「だから面白い」


うむ…




体調管理、そうじ・片付け、あいさつ、バレーボール。
反復・継続・丁寧を心がける北さんの積み重ねは、
ちゃんとしたルートで、ちゃんと努力する、その結果がちゃんと出るっていう
極めて明快なステップアップの階段になってるんじゃないかなと。
もちろん上手くいくこといかないことはあるだろうけど、
多少の停滞も含めて、全体的にはy=axの直線をたどっていってるっていう。

で、その枠を外れているのが「天才」というやつなのかなと。


もとより及川さんと影山くんの天才秀才の区別が私はスッキリ呑み込めてなくて
「どこに影山くんの絶対的優位があるの?及川さんひたすらすごいのになんで先々抜かされるって確信してるの?」と首を傾げてたのですが、
たとえ、特定のタイミングで能力(y値)が及川さん>影山くんだったとしても、
及川さんは、影山くんと自分の違いが定数aの大小なんかの話じゃなくて
もっと根本的な、関数そのものが全く別の式(あるいは影山くんは式で表せすらしない)レベルのものだと悟ってたってことかな~と、今さらながらに思いました。

影山くんはちゃんと努力をしているし、頭使って自分を鍛えてると思うんですが、
ペイとリターンに、きれいな因果の式が描けない…ってことかなあ・・


そんな理屈だけで語れるもんじゃないんだろうけど…。





それにしても、火焼監督が最後に言った「だから面白い」という言葉が、
特別な天才たちを理解不能の岸に追いやらず受容している、
たくさんの才能に向き合ってきた人の経験と頼もしさを裏付けてて
影山くんを受け入れてくれる環境がそこにあると安心させてくれる気がします。

「彼らにこそバレーボールを楽しいと思ってもらいたい」発言といい、ヒタッキー超信頼できるぜ。。。

と思いながら寝ます…



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続きにお返事です。ありがとうございます!




25日の方
こんばんは、小説読んでくださってありがとうございます!
モブ影の話お付き合いいただき恐縮です。
どっちも応援していただけてすごく嬉しいです…!!
あと1話(か、2話…)で着地するので、もうちょっとだけ見守ってやってください。

治は、侑と同じDNAとはいえ(笑)、付き合ったら普通に幸せな日常が送れそうですよね、分かります…!
なんだかまったりゆったり一緒にいられそうな二人だなと思います。

この話は、宮兄弟への理解がいまひとつ進んでいないのもあっていったんここまでにしようかと思っています。
せっかく読みたいと言っていただいたのに、すみません…!!
二人と影山くんの関係を掘り下げて掘り進みたい気持ちは猛烈にあるので、
また別の形になったとしても、書けたらいいなと思っています。

こちらこそ、ありがとうございます!!
>影山くんの美しさも暴力的ですので
wwwwwwwwwwww気をつけますwwでもやられても本望ですww
われわれ試練の冬ですね…!!